2024/09/11
岸田文雄内閣は、2022年6月に「経済財政運営と改革の基本方針2022」(骨太方針2022)を閣議決定し、大きな柱の一つとして、GX(グリーン・トランスフォーメーション)への投資を掲げた。今後10年間に150兆円超の投資を実現するため、成長促進と排出抑制・吸収を共に最大化する効果を持った「成長志向型カーボンプライシング構想」を具体化し、最大限活用するとしている。
そこで、時評では、衆議院議員(前 環境副大臣)・大岡敏孝氏と、公益財団法人京都高度技術研究所副所長(京都大学名誉教授)・酒井伸一氏、日立造船株式会社代表取締役社長兼CEO・三野禎男氏を招き、「GX を実現するための社会インフラシステム整備を目指して」とのテーマで座談会を開催した。(本誌・中村 幸之進)