2024/08/01
霞が関で働く“輝く女性”を追った人気連載――。
――まずは環境省で働こうと思った理由をお聞かせください。
私が育ったのは神戸市で、住まいはまちなかだったのですが、近くに六甲山があって、子供のころから家族でハイキングに出かけるなど自然と親しんで育ってきました。幼い頃は、緑に囲まれていると落ち着く、といった感覚的なものだったと思いますが、土や植物などの自然は、人が生きる基盤だと思っています。
将来の職業を考え始めた高校生の頃、新聞で「環境庁初の女性レンジャー」という記事を見つけました。〝レンジャー(自然保護官)〟は……(続きはログイン後)