依頼内容:新たな都市像を実現するプラットフォームづくり
現在、国は人生100年時代を見据えた予防医療や介護の充実、70歳までの就業機会の確保など果断な社会保障改革を進めています。こうした改革は、持続可能な都市経営を求められている地方自治体にとっても喫緊の課題です。
健康寿命が男女ともに1位に選ばれるなど、かねて市民の健康と幸福づくりに取り組んできた浜松市では、「人生100年時代」を見据え、鈴木康友市長のもと、疾病や介護の予防、高齢者の就労環境整備、さらに産業振興も含めた新たな都市像の構築に取り組んでいらっしゃいます。
時評社では、これまでの事業を通じて培った国行政機関や学術機関、民間企業とのつながりを駆使して、浜松市の先進的な取り組みを支援しました。
時評社からのご提案:官民連携組織を立ち上げる
「予防・健幸都市 浜松」座談会の開催
プロジェクトの発展をリードしてくださったのは、スタンフォード大学循環器科主任研究員の池野文昭氏。時評社の人気単行本シリーズ『超高齢社会6』の監修者の一人で、日本での医師経験の後、米・スタンフォード大学で16年間、200社を超える医療機器ベンチャーの研究開発などに関与。まだ日本に根付いていない医療機器ベンチャー起業の支援体制確立を目指して尽力しています(実は、池野氏は浜松市出身でもあります)。
一方、時評社では厚生労働省や経済産業省などを取材し、国の方針や取り組みを整理する中で、池野氏とともに公益に資する浜松市の取り組みへの協力を打診。また、疾病や介護の予防など社会課題の解決に熱心に取り組んでいる国内大手企業の参加のもと、2019年12月20日に『「予防・健幸都市 浜松」座談会』を開催しました。
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